ー 救急救命士 ー
インタビュー
INTERVIEW

同じ現場はひとつもない。
だからこそ大切な「チーム医療」
崎浜 秀
福岡医健・スポーツ専門学校卒業
2016年 中途入職
ー 救急救命士 ー
INTERVIEW
同じ現場はひとつもない。
だからこそ大切な「チーム医療」
崎浜 秀
福岡医健・スポーツ専門学校卒業
2016年 中途入職
浦添総合病院は3次救急医療機関であり救命救急センターとして沖縄県の救急医療を支えています。またドクターヘリやドクターカーも有しており病院前救急診療でも活動を行っております。そのような環境の中で、救急救命士として人の命を救いたいと思い浦添総合病院へ入職しました。
病院前救急診療では、交通事故現場や爆発、作業中の事故、火災現場等があり緊迫した現場での活動がほとんどです。そして、私たちがかけつける場所に、「同じ現場」は存在しません。10人の傷病者がいれば、10通りの病気やケガ、処置があります。そのような現場の中ではお互いの信頼関係がないと活動が出来ません。普段から同僚の救命士とコミュニケーションを取ることはもちろん、医師や看護師とも活動後のフィードバックを行いチーム医療を大事にしている職場です。
患者様や家族に寄り添った対応を心掛けています。救急現場では、家族が倒れたり、突然痛みが出たりと患者様本人、ご家族が不安になることが突如発生します。その不安を少しでも取り除けるよう処置を行う際にも声掛けしながらを行い、家族にも声掛けし様子を伺いながら対応しています。自宅搬送等も行っており、患者様を家族の元へ送った時の本人様や家族からの『ありがとう』と言うお言葉を頂けた時はやりがいを感じます。
2021年に救急救命士法が改正され医療機関の中でも救急救命士が業務を行うことが一部可能となりましたがまだまだ発展途上の資格でもあります。これからの救急医療は需要が増えてきますが供給が追い付かなくなるのが現状です。医師、看護師やその他職種とともにチームとして乗り越えていかなければなりません。そのチームの一員として一緒に沖縄の救急医療を支えましょう。