看護師の働き方改革

当院では看護師の皆さんが働きやすい職場づくりの推進のため、さまざまな取り組みを積極的に行っています。

年間労働時間の変更について

  • 2023 年度の年間所定労働時間を2,083 時間から2,032 時間へ変更(-51 時間)

休日が約6日分増加 仁愛会職員の勤務時間は、年間所定労働時間2,083時間(一部職員を除く)が適用されていました。近隣病院データと比較しても当法人の所定労働時間は長くなっており、毎年実施する職員満足度調査からも労働時間に関する不満は多くみられ、職員の定着(離職率)や採用活動の障壁となっていました。これを受け、年間所定労働時間の見直しを実施しました。

※夜勤4回以上の病院看護師は、さらに労働時間が短くなります。

病院看護師へ特別調整手当の支給

  • 看護師へ月20,000円の特別調整手当を支給

※短時間の場合は(週労働時間/40時間)×20,000円

資格取得奨励金

  • 各事業体(病院、在宅、健診)にて選定した「資格取得奨励一覧」に記載がある資格試験に合格することで受験料と同額を支給する制度

キャリアアップ支援

当病院では「認定看護師・特定行為研修」の看護師育成にも力を入れております。

認定看護師

  • 受講時に発生する入学金および授業料、実習教育費を全額病院で負担します。
  • 研修期間中の身分は業務出張扱いとして、職員としての身分を保証します。
  • 毎月の給与については、給与(職種手当を除く)を全額、また賞与1回を支給します。
  • 資格取得後は、活動実績に基づき手当が支給されます。
  • 学会参加や他院施設等についても優遇します。

特定行為研修

  • 授業料については病院で負担します。
  • 資格取得後は、活動実績に基づき手当が支給されます。

ユニフォームの色分け制を導入して日勤、夜勤者を区別

働き方改革の一環として、従来の「白いユニフォームのみ」の体制から、日勤・夜勤で使い分ける「ユニフォームの色分け制」を導入しています。視覚的に勤務時間外のスタッフを誰もが認識できることで、誰に声を掛けたらよいのかが一目でわかります。現在では病院全体に浸透しており、スムーズな仕事の引継ぎ、残業削減につながっています。

日勤者

夜勤者

短時間正職員制度

個人のライフスタイルに合わせた正職員制度です。
育児(12歳以下)、介護、ご自身の体調等によりフルタイム勤務が困難な場合にご利用可能です。
労働時間は週30~36時間の範囲で決定します。
※人数の上限あり