健診センター

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  メッセージ 

MESSAGE

浦添総合病院健診センター院長 小島 正久

  健診の目的は健康な身体で長寿を全うするお手伝いをすることです。沖縄県は1985年に長寿ランキング男女共に1位となり、長寿県伝説が作られましたが、今や男性は36位、女性は7位に低迷しています。常にランキング上位の長野県と比べると人口当たりの医師数は沖縄22位、長野31位で沖縄が優位ですが、長野は喫煙率・飲酒・肥満度・健診受診率などが平均して良く、保健師数は日本一です。沖縄は肥満度は1位、多量飲酒者率2位、県民所得が最下位です。救急やがん治療には医師の数が大切ですが、長寿は生活習慣で差がつきます。
 当健診センターでは医師と保健師がタッグを組み肥満や飲酒等の生活改善を目指し頑張っています。がん検診も胃や大腸がんは内視鏡検査で内視鏡的治療が可能となる段階の早期発見に努めており、最近死亡数が増えている膵臓・胆道癌には超音波検査で拾い上げ、浦添総合病院の消化器内科・外科と連携し切除可能例を増やしています。沖縄の長寿復活に協力して頂ける医師とスタッフの応募をお待ちしております。

浦添総合病院健診センター 健診統括部部長代行 田口 里美

 健康診断の目的は、健診結果から生活習慣の改善と病気の予防に取り組むこと、そして病気を早期に発見し治療につなげることです。年に1回健診を受け健康で充実した日々を過ごすため、健診センターの果たす役割と責任は大きなものだと感じています。安心・安全で精度の高い検査を提供し、生活習慣の改善のきっかけとなるよう学ぶ毎日です。
 当センターの理念である【すべての人に、健診を通して、健康で充実した人生を】を届けるために、医師や看護師、臨床検査技師、管理栄養士、事務職員など、多職種がチームとして協働しています。互いを尊重し合い、協力し、成長できる職場を目指しています。